人と話すのがニガテ! だけどサークルには入りたい!
そんなあなたに推奨する、サークル選びで重要なポイントです。
今回は失敗しないサークル選びに(コミュ障向け)について考えてみます。
・大学生活を楽しみたい
・だけど人と話すのがニガテ
・サークルでコミュ障を克服したい
こんな人向けの記事です。
ステップ1
まずは候補を絞ろう
サーオリ(サークルオリエンテーション)に行く前に、まずはある程度の選択肢を絞っておきましょう。
オリエンテーション当日はもの凄い混雑が予想されます。この中で色々なサークルを見て回るのは、コミュ障としては結構困難。
前もって候補を10サークルくらいに絞っておくことで、当日の行動効率がぐっとあがります。
コミュ障的に、絞り込むときに重要なポイントは以下の4つです。
1.自分の得意なこと、興味、関心があるものを優先
サークル見学に行ってまず聞かれることはその活動内容の経験、知識、興味です。
その分野に対しての事前知識や経験があれば、それだけで有利に会話を進められます。
2.活動内容をチェック
HPやサークル情報をまとめた冊子などに、活動内容が記載されていると思います。
そこは事前にしっかり読んでおきましょう。
・サークルにどれだけ時間をかけたいか
・自分の実力でやっていけそうか
・勉強と両立できそうか
・お金はどれだけかかりそうか
などを考えて、入ってからのギャップを出来るだけ減らしましょう。
ちなみに、上級生がよく言う言葉、『初心者でも大丈夫!』は当てになりません。酷い場合、『初心者でも(本気で努力して才能がある奴の一部は)大丈夫!』です。
自分がやっていけるのかどうか。そのラインは自分で前もって判断しましょう。
3.自分のコミュ力は考えない
事前準備の段階では、自分のコミュ力の問題は考えないようにしましょう。
なぜかというと、サークルの雰囲気は実際に見てみないと分からないからです。
(テニサーはチャラそうだからちょっと……)
とか、
(俺なんかが軽音サーは無理かな……)
と思う前に、まずは自分の興味や関心を優先しましょう。
恐らくテニサーだけでも色々な種類やタイプがあります。予め『初心者でもいけそうなテニサー』とかを絞り込んでおくのはアリかもしれません。
4.意外と盲点な学生団体
何も趣味はねえけど大学楽しみたいんだよ!
という人には学生団体(イベント系、ボランティア系)に入ることをオススメします。特に、大学公認のやつは真面目そうなのでコミュ障の人でもやっていけそうです。
イベント系なんかは当たりハズレが激しいので注意が必要ですが、候補に入れておいて損はないと思います。
ステップ2
見学してみよう
候補を絞ったなら、いよいよサーオリ当日です。
絞った候補の中でも優先順位をしっかりつけて、行きたいサークルを逃さないように気をつけましょう。
見学のポイントは5つあります。
1.見学は一人でも問題ない
コミュ障だと周りの目が気になりがちですが、はっきりいって一人で見学に行っても全く問題ないです。むしろ一人の方がいいくらいです。
他人の目は気にせず、自分の好みのサークルを効率よく周りましょう。
また、見学するタイミングはサーオリじゃなくてもいいです。とにかく気になるサークルには見学にいきましょう。
2.雰囲気を確認
サークル選びで一番重要なのはやはりサークルの雰囲気だと思います。
このサークルに自分の居場所はできそうか。
4年間続けられそうか。
直感になると思いますが、これが大きな判断材料になります。
3.人数を確認
見学のときに聞いておきたい質問。
「普段は何人くらい活動していますか?」
サークルで意外と多いのが幽霊部員。登録人数と参加人数が違うことは良くあります。
入部してみたらなぜか人が全然おらず、気が付いたら自分が部長に……!
なんてこともあるので気をつけましょう。
逆に幽霊部員が多いサークルの場合、途中で辞めやすい(活動がユルい)というメリットもあります。
4.同じ新入生を確認
サークル見学に来ている自分と同じ立場の人間。どんな人が見学しているのかにも注目しましょう。
そしてコミュ障でもぜひ話しかけるべきです。友達になれるかもしれないし、有益な情報を持っているかもしれません。
5.とりあえず連絡先教える
雰囲気の良いサークルを見つけたら、とりあえず先輩にメールアドレスか何かを教えましょう。入るか微妙でも取りあえず教えましょう。
新歓コンパ(新入生歓迎会)のお知らせをくれたりします。サークルから来るこの時点でのメールは、気に入らなかったら無視してもいいです。
大抵の場合メールは一斉送信されているので、誰からの返信が来ないとか気にしていません。あなたの顔も覚えていません(たぶん)
連絡先を教えるだけ教えて、気が変わったら迷惑メールにでも設定しましょう。
それくらいの感じで大丈夫です。
ステップ3
新歓に行こう
いよいよ最終ステップ。新入生歓迎会です。
コミュ障には最難関になるかと思いますが、大丈夫です。
ここでも5つのポイントを紹介します。
この新歓の結果で、入部するか決めるのが一番スムーズな流れです。
1.歓迎会の雰囲気
またしても、ここで大事なのは雰囲気です。サーオリと新歓ではまた雰囲気が違います。
また、そのサークル独特のノリがあると思います。
お酒を強要するとか無茶ぶりをしてくるとか、コミュ障の自分にはきついな……と感じるのであれば入部はオススメしません。
新歓に参加したからといって入部確定ではない(多くの場合)ので、無理せず気楽に参加しましょう。
2.なりたい先輩はいるか
新歓ではたくさん先輩と話す機会があります。
その時に意識するべきなのは、目の前にいる先輩のようになりたいかです。
恐らくこのままいくと、目の前にいる先輩が数年後の自分の姿になります。
こうなりたい!
という感じの先輩がいるのかどうか。さりげなく探してみましょう。
3.自分より劣っている先輩はいるか
少し言い方が乱暴になりますが、これも大事なポイントではあると思います。
自分よりコミュ障そうな先輩、能力が低そうな先輩、ダサい先輩をさりげなく探してみましょう。
もしもそんな人がいるならば、
(あ、自分でも続けられそうかも……)
という安心感を得ることが出来ます。
人は見かけによらないこともありますが……
4.コミュ障とリア充の割合
余裕があれば、新歓に集まった人全体の様子を眺めてみましょう。
コミュ力がある人(リア充)、普通の人、コミュ力がない人(コミュ障)……いろいろいるいると思います。
この、リア充、普通、コミュ障の割合ですが、
リア充:普通:コミュ障
=2:4:4
がコミュ障としてはベストの比率だと個人的に思っています。
2割のリア充が場を仕切り、
4割の普通と会話を楽しみ、
4割のコミュ障が居心地の良さを作る。
(4+2)割のリア充と普通の意見によって活発に組織が動いていくけれど、
2割のリア充が暴走したときは(4+4)割の普通とコミュ障で制御する。
この活発さと落ち着きの絶妙なバランス。
まあ実際はこんな上手くいかないですが。
5.楽しめたか、楽しめそうか
ぐだぐだ書きましたが、入部するかどうかの最終決定はやはり自分が楽しめたかどうかで決めましょう。
新歓が楽しくなかったとしても、仲良くなればいずれ楽しめそうであれば入るべきです。
新歓が楽しくなかった場合でも、入るかどうか保留にして一週間だけ活動に参加してみるのも全然ありだと思います。
(だいたいそこまでするとノリで入部することになる)
まあ何にせよ深く考え過ぎないことだと思います。
4月5月にできた人間関係は自由に切り捨てていいと思って、気楽に何でも参加してみるのがいいでしょう。
まとめ
ステップ1:候補選び
・自分の得意なこと、興味、関心があるものを優先
・活動内容をチェック
・自分のコミュ力は考えない
・意外と盲点な学生団体
ステップ2:サーオリ
・見学は一人でも問題ない
・雰囲気を確認
・人数を確認
・同じ新入生を確認
・とりあえず連絡先教える
ステップ3:新歓
・歓迎会の雰囲気
・なりたい先輩はいるか
・自分より劣っている先輩はいるか
・コミュ障とリア充の割合
・楽しめたか、楽しめそうか
ここに書いたアドバイスは、全て僕の失敗をもとにして書いたものです。
何となくサーオリに行ったけど特にやりたいこともなく、何となく決めたオタク系サークルに入ったけどイマイチ馴染めなくて幽霊部員……
にならないように、コミュ障でも積極的に色々なサークルを見学しましょう!
(最悪サークルに入れなくても大学生活は楽しめます)
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