大学生の不安の一つ。それが留年。
人間観察の結果、留年しやすい人の傾向・意外としない人の傾向が見えてきたので、ここで一気に紹介したいと思います。
※この記事は僕(大学3年)の人間観察と先輩からの情報に基づいて主観的に書かれています。あくまで参考程度にどうぞ。
留年しやすい人の特徴
1.時間にルーズな人
留年しないために一番必要な能力。それは、自己管理能力だと僕は思います。
レポートの提出期限、授業の出席回数、テストの入室時間……。中学や高校と違い、大学はかなり時間に厳しいです。
これは教授にもよりますが、中には『提出を忘れただけで一発で落単になるようなレポート』なんてのもあります。また、大事なテストを寝坊して休んでしまっても一発で落単確定です。
自分は絶対大丈夫! と思っていても、次第に気持ちが緩んでくるのが大学生活の怖いところ。
細かいスケジュール管理は大学生には必須でしょう。
2.夜型の人
大学に来なくなる人に多いのが夜型の人。
深夜バイトやゲームや飲み会……などなど、夜型になってしまう原因は様々。
特に、一人暮らしで朝が弱い人・家が大学から遠い人は気を付けましょう。一度昼夜逆転すれば最後、ずるずると授業を休みがちになってしまいます。
3.ギリギリを狙う人
「この授業は5回までなら休めるwww」
「最悪中間試験0点でもワンチャンあるwww」
こんな考えは止めましょう。
徐々にギリギリのハードルが下がってきて、最終的にギリギリアウトになります。
ここだけの話、僕は『ギリギリを狙う奴より少しだけ多く頑張る』ようにしています。ギリギリを狙う人の言葉は、参考にしても真似はしないようにしましょう。
4.何かにドハマりしている人
大学での勉強以外の何かを見つけ、それ以外が何も見えなくなってしまった人。こういう人は言うまでもなく留年してしまいます。
麻雀や深夜アニメにハマる
→夜更かし
→朝起きられない(誰も起こしてくれない)
→ギリギリを狙い始める
→どうしようもなくなる
→留年
の黄金パターンに陥った人を何人か見ました。
『自分の成長に繋がること』にドハマりしたのならまだ良いのですが、『何の役にも立たないこと』にドハマリしてしまった人は将来どうなってしまうのでしょうか。
大学から姿を消した人間が今何をしているのか。僕はよく知りません。
5.無能キョロ充
だいたい教室の後ろの席にいる他人を見下して生きているようなあの集団。
互いの足を引っ張ているあの集団では、だいたいその中で能力の低い人間だけが留年してしまっているような印象です。
あいつがこれくらいサボっているから俺も大丈夫だろう……
あいつもきっと俺と同じくらい馬鹿なはずだ……
そう思っていたはずが、実は自分が一番無能だったなんてことがあるようです。
『適当に見えて意外と頭の良い人間』とか『意外と要領が良い人間』とかが大学にはたくさんいるので、あまり周りの人間を見て安心をしてはいけません。
6.バカ真面目な人
意外だったのがこのパターン。
この人は勉強熱心で真面目そうだなー、と思っていた人がいつの間にか姿を消していました。
正確な理由は知らないのですが、恐らく真面目過ぎたことが原因だったのだと僕は思います。
その人は分からない問題があると、いつも一人で抱え込んで悩んでいるようでした。
特に頭が悪いわけでもなさそうなのですが、単位を取るのに必要ない部分まで必要以上に考え過ぎてしまったのかもしれません。
学問を究めるためにはそんな真面目な姿勢が必要なのかもしれませんが、留年するためには上手くサボる技術も身に着ける必要があると思います。
意外と留年しない人の特徴
1.リア充
リア充の負け知らず感は異常
あの『挫折を知らない感』は何なのでしょうか。いくら遊びまくっていても、奴らは大事なところはビシッと決めてきます。
やはり普通の人とは才能が違うのでしょうか。それとも陰で努力しているのでしょうか。
留年しない代わりに、意識が高いリア充は『休学して留学』なんて選択肢を選びがちなイメージがあります。
2.ぼっち
『ぼっちは留年しやすい』
他のサイトではこう書かれているがここではっきりと否定しておきます。
ぼっちと留年は関係ない(ソースは僕)
ぼっち=留年とは考え過ぎない方がいいです。ぼっち生活によって培った自己管理能力の高さ。これを存分に発揮しましょう。
ただし一つだけ条件があります。
それは、困ったときは人に頼ること。
いくらぼっちでも大丈夫といっても、完全に一人で4年間を乗り切ることは厳しいです。グループワーク、実験、発表、過去問の入手……。困ったときは都合よく他人を利用しましょう。
それさえ出来れば問題ないです。(今のところ)
関連記事:ぼっちが大学で留年しないための方法
3.性格の良いバカ
クラスに一人はいる「なんでこいつが大学合格したんだよ……」と言いたくなるような奴。
そんな人は、意外と単位をしっかり取れていたりします。
「なんでこいつが大学合格したんだよ……」とあなたが思っているということは、それはつまり、その人が自分の馬鹿さを上手くアピールしているということです。
自分が馬鹿だとはっきり言える人は強いです。色んな人から勉強を教えてもらえたり、役に立つ情報(過去問とか)を簡単にもらえたり出来ます。
自分を低く見せることで相手に優越感を与え、そして有益な情報を得る。
あなたが見下している馬鹿な人は、実はそんなに馬鹿ではないのかもしれません。
4.「ヤバい」が口癖の人
『ワンチャン』が口癖の人は成績が悪く、『ヤバい』が口癖の人は成績が良い。
これは大学で僕が何となく感じる傾向です。
いつだったか、僕の先輩がアドバイスとして言っていました。
ヤバいと思っている限りは大丈夫
先輩が言うには普通に生活していれば留年をすることなんてまずないらしく、『ヤバい』と言う危機感を持っている限りは、よっぽどのことがない限りは上手くいくのだそうです。
なるほどなあと思いました。
ということは、恐らく本当にヤバいのはヤバい状況をヤバいと認識できなくなったときなのでしょう。
ヤバい現実から目を背け、ワンチャンというありもしない希望にすがり始めたとき、大学生はいつの間にか留年という沼にハマっているのです……。
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