浪人……。それは挫折した者だけに与えられる試練。
過酷な一年間を乗り切るために、ぜひ心にとどめておいて欲しいこと7つ。
これから浪人する人へ
心構え1 覚悟を決めろ
人はなぜ浪人するのか。
それは良い大学に行きたいからだろう。
叶えたい夢や目標があるからだろう。
もう一年かけてリベンジを果たしたいからだろう。
何かアツい想いがあり、そのために浪人をしようとする人間。
俺はそんな人間を全力で応援したい。
しかしだ。
何となく、もしくは仕方なく浪人が決まってしまった人間。
こういう人間は気をつけたほうがいい。
浪人で成功するための最も重要なポイント。
それはテクニックでも学力でも才能でもない。
メンタルだ。
浪人生に与えられた1年という自由な時間。
この時間を有意義に使うためには、まず何よりも自由な時間に耐えられるだけの強い気持ちが必要になるのだ。
浪人生には様々な誘惑が待ち受けている。
自分の決断は正しかったのか? 人生の方向性に悩むこともある。
そんなとき、メンタルの弱い人間は簡単に誘惑に負けてしまう。簡単に心が折れてしまう。
負けない強い精神力を身に着けるために、まずは一年後の明確な目標を定めよう。
目標を決めるためなら、少しくらい勉強以外のことをしたってかまわない。
まず最初に絶対にぶれない自分の目標を決める。
そして決めた後は余計なことは考えない。
これが一番大事なことだと俺は思う。
心構え2 スケジュールを細かく決めろ
一年後の目標を決めたのなら、次はその目標を達成するための目標を細かく決めていこう。
〇月までにこの参考書を終わらせる! とかいう奴だ。
〇月までに終わらせるためにはどれだけのペースで勉強する必要があるか、さらに目標を細かくしていってもいい。
目標を決めたら後は目の前の勉強に集中するだけだ。
スケジュールを立てるだけで、勉強効率は格段に跳ね上がる。
今すぐにでも計画を立てよう。
あと、スケジュールというものは最初に細かく決めればすべて終わり、というわけではない。進めていくうちにほぼ間違いなく予定通りいかないことが出てくるはずだ。
そういったときに必用なのが細かいスケジュール修正。
スケジュールを守るために必要以上にストレスを感じる必要はない。ただ、こまめに進捗を振り返る習慣はつけよう。
心構え3 誘惑を断ち切れ
人間はとても弱い生き物だ。
いくら緻密に計画を立てても、誘惑に惑わされて台無しになってしまうケースが少なくない。
人間は誘惑に負ける生き物だ。
ならばいっそ、目の前から勉強以外の物を消し去ってしまえばいい。
勉強中、スマホやゲームは鍵をかけて封印しよう。
勉強用具だけ持って自習室に籠るのも良いだろう。
誘惑に負けても勉強を続けられるような環境作りが大切だ。
心構え4 大学生の友人とは関わるな
浪人すると気になってくるのが人間関係。
高校時代の友人が大学生になり、一緒に遊ぼうと誘ってきたりすることもあるだろう。
断れ
大学生が放つお気楽な雰囲気。これを長時間感じ続けると危険だ。
自分に変な劣等感を抱いたり、余計な焦りを生んでしまうことがあるかもしれない。
もしも友人が必要ならば、切磋琢磨し合える浪人生と仲良くしよう。
高校の友人と再会するのは、自分が大学に合格してからでも遅くない。
ただ、進路の相談などを大学の友人にするのは構わないと思う。大学生の知り合いがたくさんいるというメリットは、浪人生だからこその強みだ。
心構え5 社会の底辺にいるという自覚を持て
自分が浪人生であることに劣等感を抱く必要はないが、これだけは胸に留めておいて欲しい。
勉強しない浪人生=ただのニートだ
もう一度言う。
勉強しない浪人生=ただのニートだ
心構え6 感謝の気持ちを忘れるな
一流スポーツ選手が良く言うセリフ。
「みなさんの応援のおかげです!」
「両親に感謝の言葉を伝えたいです!」
これは別にテレビ受けを狙って言っているわけではない。
この感謝に、一流選手の強さの秘訣が隠されている。
何度も言うが人間は弱い生き物だ。
浪人中、何度もくじけそうになるときがあるだろう。これはどんなに強い人間でも起こりうる。
そんな時、自分のためだけに勉強をしている人間は意外に脆い。
勉強は自分のためにするものだ。
だが自分のためだと思い過ぎると、諦めるのも自分の勝手だと思ってしまいかねない。
自分のためだけだとは思わず、辛くなったときは自分のことを支えてくれる人間のことを考えてみよう。
お前のために授業料や教材費を払ってくれた人間がいる。
お前を期待して見守ってくれている人間が必ずいる。
そんな人間たちへの感謝の気持ちを忘れなければ、自然と力が沸き起こってくるはずだ。
心構え7 耐えられないときは休んでいい
ここまで浪人生としていかに自分を追い込むかを述べてきたが、どうしても苦しいときは休んでもいい。
今が苦しいということは、それだけ自分を追い込んだという証拠だ。努力してきた証拠だ。
だからどうしてもやる気の出ないときは一休みしよう。自分の好きなことをしよう。それは決して悪いことではない。
浪人生に大切なのは強いメンタルだ。
そしてその強いメンタルを維持するためには、適度な休憩が必要不可欠なのだ。
無理し過ぎて病んでしまっては元も子もない。
限界が来る少し手前でほどよく休憩を入れるのが一番ベストなやり方だ。
休憩のタイミングや方法も含めて、自分にとってベストなやり方を見つけよう。
浪人時代に培ったノウハウは、きっと大学生活でも役に立つはずだ。
まとめ
1.覚悟を決めろ
2.スケジュールを細かく決めろ
3.誘惑を断ち切れ
4.大学生の友人とは関わるな
5.社会の底辺にいるという自覚を持て
6.感謝の気持ちを忘れるな
7.耐えられないときは休んでいい
8.バナナ食べろ
こうして見てみると、正直どれも当たり前のことばかりだ。
言われなくても分かっている人も多くいるだろう。
ただ、当たり前のことを当たり前にこなすことはとても難しい。
当たり前のことを当たり前にこなした一年後の自分は、きっと今よりも素晴らしい人間になっているはずだ。
君ならきっと出来る。
頑張ってくれ。
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