大学生になり、高校以上にわかりづらい参考書が増えた気がします。
難しいのは当然なのですが、やっかいなのは解説が書いてない参考書。
一体全体、どうして解説を付けてくれないんだよ!
解説のない参考書。
この世にそんなものが存在する意味がわからない。
犯人を教えてくれない推理小説とか、
いちごのないショートケーキとか、
レンズのない眼鏡 くらい意味がわからない。
数学的な定義や定理については説明が書いてある。問題と答えが記載されている。
なのになぜか、問題の解説は書かれていない。
(以下略)
とか
(~の公式を使う)
とかが非常にざっくりと書いてある。
酷いときには
(p123を参照)
とだけ書いて、答えすら教えてくれないときもある。
……。
なんでなんだよ!
そんな説明でわかるかよ!
そもそもそんな参考書を作った人は、利用する人がどのように勉強することを想定しているのだろうか。
「問題演習までのページをちゃんと理解していたらこれくらい解けるやろボケ!」
とでも考えているのだろうか。
それとも、
「答え見ただけでこれくらいは分かるだろバーカ!」
とでも言いたいのだろうか。
それならなんだろう、他のページを読んでも答えを見ても問題が理解できない僕は、その参考書を読むのにふさわしくないということなのだろうか。
RPGでいう、中ボスをとばしていきなり大ボスに挑むようなものなのだろうか。
……。
……わかった、認めよう。僕は頭が悪い。だから、その参考書を読むのにはふさわしくない。
仕方がないので、簡単な参考書から始めるしかないのかもしれない。(納得はいかないが)
……しかし。
自分が馬鹿なのは認めるが、それでもどうしても許せないものがある。
それは、
教師が問題集だけ渡して答えを回収するパターン
これは本当に意味がわからない。
このパターンは高校時代にめちゃくちゃ多かった。
こんなことをする教師は、よく
「解説を渡すと自分で考えなくなる」
とか、
「解説は授業でちゃんとしてやるから」
みたいなことを偉そうに言ってくることが多い。
……いやいや、
解説見た上で考えるし、先生の授業、わかりにくいから!!
そもそも答えがあると自分で考えなくなるという理屈もおかしい。
答えがあると勉強をさぼるような人は、答えがなくても友達のノートを写したりするのだから意味がない。
結局のところ、損をするのは僕のような友達の少ない真面目馬鹿だけなのである。
わかりにくい授業を必死に聞き、汚い黒板の字を必死に写す。
解説をみればすぐに解決する問題なのに、よくわからない謎システムによって勉強効率はどんどんと落ちていく……。
開き直って授業を聞かずに自習をしようと思っても、
『学校の参考書からテストが出る』
とか、
『参考書の問題を解いてレポート提出』
とかがあるので、なおさらたちが悪い。
結局のところ、どうあがいても『解説のない参考書』との闘いは避けてはとおれないらしい。
ああー、
どこかに『天才の俺があらゆる参考書の解説を書いていくブログ』
でも落ちてないかなあ……。
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