甲鉄城のカバネリ 【11話感想】 生駒が速攻で覚醒 俺の誇れる俺になるんだ!!

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生駒のチキン化、黒けぶり無名、大暴れ美馬……。

いやー、面白かった。いろんな意味で。


前回記事:甲鉄城のカバネリ 【10話感想】 え、逞生?無名!?生駒ああぁ!

11話『燃える命』 あらすじ

美馬は、父親である現将軍・興匡と10年ぶりの再会を果たす。
その裏で無名のヌエを準備しつつ。
一方、なんとか一命を取り留めた生駒だったが、自信と気力を失い、心が縮こまっていた。
カバネを見ても怯えることしかできない生駒だが……。

「甲鉄城のカバネリ」公式サイト より

 

感想

序盤からいきなり逞生の死体

思いっきり死んでる……。

さすがに逞生復活ルートはもうないか……。

 

菖蒲と美馬の演技

ついに到着した金剛郭。しかし、3話あたりで予想していた展開とはかなり違いました。

金剛郭に到着したのに、絶望感しかない(汗)

 

菖蒲さまと美馬、二人の演技で難なく侵入に成功。

それにしても演技する美馬、ノリノリです。

仲間を人質に取られて仕方なく演技する菖蒲さまとは対照的に、美馬は何だか楽しそうにさえ思えました。

 

それにしても思っていた以上に、菖蒲さまのポジションがかわいそうだと思います。

父親が死んで急にトップになり、
自分勝手な甲鉄城メンバーをまとめ、
お饅頭を我慢し、
美馬の指示に従わされ……。

ある意味、菖蒲さまが一番頑張ているんではないでしょうか。

もうお馴染みになった菖蒲さまの「おやめなさい!」

一回くらいは誰か従ってあげて欲しいなあ。

 

ヘタレ生駒

img02 (1)

今回、一番注目していたのが生駒のとる行動。

予告にあったとおり戦意喪失してしまった生駒ですが、まあそりゃそうなるよなあと思います。

目の前で逞生が死に、無名に裏切られ、美馬の暴走を止められず、挙句の果てに腕切られ、殺されかけ、崖から落とされ……。

これまで何度も勇気ある行動をし、『おかしいくらい正義感が強い』という印象を積み重ねていただけに、そんな生駒の弱々しい姿にはぐっとくるものがあります。

このまましばらくの間、なよなよしてもおかしくないような展開なのですが、残り話数と金剛郭の状況的に、そんな余裕はありません(笑)

そんな中、登場したのが頼れる男、来栖!

自信を失っているときにガツンと言ってくれる仲間。
良いですね、こういう関係。

来栖のサポートもあり、生駒はみるみるかつての闘志を取り戻していきます。チキン化から復活までの時間、わずか15分。 早過ぎ!

 

一方、無名は……

『ビジュアル的に、無名の黒けぶり化は見たくないなあ……』

前回の記事でこう書きましたが、僕の思いは届かなかったようです……。

金剛郭が大惨事になる中、人々にさらなる絶望を与えそうな黒けぶり無名。

黒けぶりになる直前、死んだ母親に語りかけるのがなんとも悲しい。

本当に、美馬は何がしたいんだよ……。

マッドサイエンティストのおっさんによると、無名は完全には理性を失っておらず、まだ救える可能性はあるらしい。

早く助けてあげて、生駒!

 

生駒、覚醒

11話最大の見せ場は間違いなくここ。

自分の命を犠牲にしてでもヒロインを救うと誓う主人公。王道だが、最高にカッコいい。

9話、10話での胸糞悪い展開は、この瞬間のためにあるといっても過言ではないでしょう。

鬱展開に鬱展開を重ね、超性格の悪い悪役にやりたい放題させる。そこから追い打ちをかけるかのように、主人公が敗北し、挫折し、そして無力化する。

僕たち視聴者のイライラと絶望感はピークに達し、もう観たくないと思いそうになったその瞬間……

主人公の復活ドーン!

そして流れるカッコいいBGM (何言っているかは分からないけどカッコいい!)

そしてなんか強そうな生駒。

そして1話の決め台詞。

「今度こそ、俺は、俺の誇れる俺になるんだ」

ここまでされて、盛り上がらないはずがない。
最終回を期待しないはずがない。

 

黒けぶり化した無名

覚醒してもはやカバネになった生駒

ウザさがとどまるところを知らない美馬

 

なんだか次回は凄いことになりそう。

 


小説 甲鉄城のカバネリ 暁 (マッグガーデンノベルズ)

 

次回は早くも最終回!

本当にここまであっという間でした。

最終回が面白くなることはほぼ間違いないでしょうが、ラストの結末がどうなるのかがかなり心配です。

というか、どう終わるのがベストなのか僕にはよくわかりません。

ここからハッピーエンドに持っていくのも不自然な気がするし、このままバッドエンドで終わるのも納得いきません。

とにかく、中途半端な感じで終わるのだけは絶対にやめて欲しい。

 

 

画像:©カバネリ製作委員会


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