人生とポケモンは似ている【社会という名のモンスターボール】

雑記
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ポケモンと人生は似ている。とても。

トレーナーではなく、人間とポケモンを比較した、僕なりの人生論です。


 

最近、ポケモンGOが流行しています。

人々は画面を見ながら歩き周り、ポケモンを捕まえては捨て、捕まえては捨て……

そんな様子を眺めながら、僕はふと思いました。

ポケモンって可愛そうだな……いや、人間も同じか

人間とポケモンの共通点、思いつく限り書いてみました。

 

共通点1:頑張るとレベルが上がる

ポケモンが強くなるにはどうすればいいか。

経験値を貯めて、レベルを上げればいい

人間が成長するにはどうすればいいか。

経験値を貯めて、レベルを上げればいい

はい、同じです。

レベルを上げると新しい技を覚えられたり、進化したりするのも同じでしょう。

ところで、

今のあなたのレベルはいくらですか?
あなたは何回進化しましたか?

 

(僕はレベル15くらいで止まってます)

 

共通点2:種族値がある

ポケモンには、種族値というものがあります。

ポケモンの種類によって、攻撃力が伸びやすいポケモンがいたり、防御力が伸びやすいポケモンがいたりするのです。

これは人間も同じでしょう。

人間にも、人によって向き不向きというものがあります。

生まれつき運動が得意な人、頭が良い人、体力に自信がある人……。

とにかくいろいろいます。

 

この種族値というものが、強いポケモンを育てるときに重要であることは言うまでもないでしょう。

攻撃が得意なカイリキーは、攻撃力を伸ばすことで強いカイリキーへと育ちます。

逆に苦手な特攻を極めても、カイリキーはそこまで強くなりません。

大切なのは、得意なことを伸ばすことなのです。
正しい努力をすることなのです。

 

 

あと、わざわざ書かなくてもいいかもしれませんが、ポケモンの中には、種族値が全部低いポケモンなんてのがいます

そんなポケモンはまあ……頑張ってください。

 

共通点3:個体値がある

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似た物同士が集まって、同じ量だけ努力しても、強さには差が生じます。

なんででしょうね。

 

共通点4:種類によって覚えられる技が違う

ヒトカゲはいくら練習しても『ハイドロポンプ』は撃てません。

僕がいくら練習しても、『伸身ユルチェンコ3回半ひねり』なんて出来ないでしょう。

同じです。

ヒトカゲなら、ヒトカゲらしく『かえんほうしゃ』を練習しましょう。

僕は『なまける』を練習中です。

 

共通点5:トレーナーの存在

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人は生まれてから、親という名のトレーナーに育てられます。

そして学校という名のモンスターボールに入れられ、そこでレベルを上げていくのです。

無理やり敵(勉強)と戦わされたり、他のポケモン(人間)と比較されたり……

しかし、傷薬や餌を与えてくれるのもトレーナーです。

ポケモンは、トレーナーの存在なしには強くなることは出来ません。

 

そして人は成長すると、親という名のトレーナーから自立します。

トレーナーが、親から会社へと変わるのです。

ここでのトレーナー選びがかなり重要でしょう。

いや、厳密にいえばポケモンに選択肢なんてありません。

トレーナーにゲットされるかされないか
ポケモンに決定権はないのです。

そしてトレーナーに忠誠を誓うポケモンのように、社長に会社に忠誠を誓う社員。

いつも敵と戦わされ、ひん死になり、回復して、そしてまた戦わされ……

しかし、いくら頑張っても、ポケモンの努力が報われることはありません。

ポケモンの手柄はトレーナーの手柄、トレーナーの手柄はトレーナーの手柄なのです。

そしてレベルの低いポケモン、種族値の低いポケモンは切り捨てられ、野に放たれてしまいます。

……とにかく社会はとても厳しい。

 

共通点6:野生という選択肢

トレーナーにこき使われるのが嫌で、野生として生きていくというポケモンがいます。
(いわゆるフリーターとかニートとかいうのです。)

しかしそういうポケモンは、大抵レベルが低く、そして弱い

経験値がたまりにくいのでしょう。

そして一度野生になったポケモンは、中々トレーナーに拾われることはありません。

トレーナーは、いつだってレベルと種族値、そして覚えている技を重視します。

才能もなく、即戦力でもないポケモンなんていりません。

野生の自由さを選ぶか、管理下での成長を選ぶか。
どちらにしても、世の中はそんなに甘くないのです。

 

しかし一方で、売れっ子ユーチューバ―売れっ子ブロガーのような、自由と強さを兼ね備えたミュウツーみたいなのもまれに存在します。

いわゆる伝説ポケモンです。

(あいつらなんであんなに強いんだよ……)

 

共通点7:強さを求めない道もある

ここまでいろいろ書きましたが、これらは全て、ポケモンバトルに関する話です。

なので別に、バトルをしないという選択肢もありだと思います。

コラッタはどう頑張ってもミユウツーには勝てない。
そしてトレーナーからもそんなに必要とされていない。

しかし、バトルで役に立つこと=ポケモンの価値ではないのです。

 

秘伝技を極めた秘伝要員だって大切です。

メタモンのように、バトル以外の才能があるポケモンもいます。

ニャース、ラッキー、バリヤードなど、アニメではバトル以外の幅広い分野でポケモンが活躍していました。

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どう強くなるかではなく、どこに自分の価値を見出すか

自分の個体値がしょぼいと感じているあなたは、一度考えてみることをオススメします。


なんだか偉そうな感じになりましたが、進化を夢みるコイキングの発言なので大目に見てください。

 

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