まさかの劇中劇での振り返り! ……だったので、僕も自分の考察記事を振り返っていこうかと思います。
振り返って思ったこと。Aqoursには矢澤先輩が足りない……
第13話『サンシャイン!!』 感想・考察 (これまでの振り返り)
もうμ’sは追わない
ラブライブ!サンシャイン 【12話感想】 ついに神になったμ’s穂乃果
12話でμ’sを追うことを止め、Aqours独自の道を選んだ千歌たち。
……ですが、仲間とまっすぐに努力する姿は、まさしくμ’sのようでした。
いい感じの練習パートが観られたので、僕はもうこの時点で満足です。
みんなでラブライブ出ようぜ!
ラブライブ!サンシャイン 【11話感想】 器用で不器用ヨーソロー
ラブライブ!サンシャイン 【10話感想】 梨子の「大好きだよ」の真意とは
「私たちも、ステージに参加できないかな?」
このモブキャラの問いかけに、
「はあ? うちらめちゃくちゃ練習してようやくステージに立ててんのに、何もしてないお前らに参加する資格あんの?」
……とはならないのが千歌の器のデカさ。
ここでもやはり浮かんでくるのがμ’sのこと。
『みんなで叶える物語』のメンタリティをしっかり受け継いでいるのかなあと思いました。
そして、そんな千歌の様子を見てきた曜と梨子。
曜は千歌の器のでかさに嫉妬のようなものを抱いていましたが、終盤ではきちんと折り合いを付けていました(たぶん)。
一方で梨子は、千歌の器のデカさを受け入れた上で、そんな千歌に惹かれているような印象を受けました(本妻感)。
自分の個性、好みを出し切ってる感
ラブライブ!サンシャイン 【9話感想】 思いやりによる傷つけあい
ラブライブ!サンシャイン 【6話感想】 三年生に一体何があったんだ?
ラブライブ!サンシャイン 【5話感想】 意外とまともな子だったヨハネ
ラブライブ!サンシャイン 【4話感想】 花丸とルビィの良い友人関係!
ラブライブ!サンシャイン 【2話感想】 梨子はアイドルになることで変われるのか?
ラブライブサンシャインは、ラブライブよりも『アイドルアニメ』感が良くも悪くも薄かったように感じました。
『絶対的アイドル矢澤にこがいない』というのも原因かと思いますが、あともう一つ。
『自己表現の場所としてアイドルやってる』感も原因の一つかなあと思います。
アイドル感が薄いことで、練習パートが少なかったのが個人的に物足りなかったです。しかしその分、各メンバーの掘り下げは深かった気がしました。
最初は自分の個性を押さえていたルビィや花丸やヨハネが、終盤ではウザいくらいにルビルビずらずら堕天堕天言っちゃってます。
ほほえましい。
まさかの寸劇
ラブライブ!サンシャイン 【7話感想】 ラブライブと甲子園の違い
ラブライブ!サンシャイン 【8話感想】 Aqoursの敗因は実力不足ではない
(↑ここで書いた『アイドルとして汚い手段』をAqoursがやっちゃったんだよなあ)
ここが13話一番の賛否の別れどころ。
「ダイジェストかよ」
「結局Aqoursの独自性はなんなんだよ」
みたいな意見が目立ちましたが……
正直僕もちょっと微妙でした。
いや、微妙というか何というか、僕の理想のアイドル像から少し外れてしまったなあ。というのが1番思った感想です。
僕が微妙に感じた点。それは、観客の前で長々と自分語りしちゃったこと。
僕は以前、アイドルとヒーローの比較記事を書きました。
そしてアイドルとヒーローに共通する魅力として、二面性を挙げました。
アイドルとヒーロー。どちらも表では輝いているけど、裏では人知れず努力している。正体を隠して頑張ってる。
この人知れない努力をこっそり覗いて応援出来ることが、アイドル作品、ヒーロー作品の魅力の一つである。みたいなことを……。
でも今回の13話……苦労を見せびらかしちゃってる
ヒーローで例えるなら、突然ヒーローが街中でマスクを取って正体をばらし、生い立ちを語り始めるようなものです。(ちょっと違う)
やはりここでも思うのが、矢澤にこがいればなあということです。
矢澤先輩がいてくれれば、苦労をみせる寸劇演出に絶対文句を言ってくれたはずです。
「自分から苦労を語るなんて絶対反対よ。いーい? アイドルはみんなを笑顔にする存在なの。そのアイドルが、自分達の未熟さを打ち明けてファンの同情を得ようとするなんて有り得ないわ。最高のパフォーマンスをしてみんなを笑顔にする。それがスクールアイドルなのよ!!」
まあこれは妄想ですが。
μ’sは、ステージ上ではカッコいいとこしか見せなかったよなあ、なんて思ったり。
あと、あの寸劇ではAqoursメンバーのあざとさというか、計算高さのようなものを感じてしまいました。
あ、そのセリフそこで意図的に使っちゃうんだ?
あ、そこそんな客観的に分析してたんだー
みたいな。
やっぱり演技してる感が良くない。
スクールアイドルの『不完全さ』みたいな要素は、ファンや視聴者が勝手に感じ取るものであって自分から演出して見せるものではないと思います。
(まあ、この文句は話の本筋とは全く関係ないし、ただの個人の好みなので気にしないでください。でも書きたかった)
輝いてるよ!
ラブライブ!サンシャイン 【1話感想】 普通でも輝きたい! ……普通ってなんだ?
「結局Aqoursは輝けたのか?」
そう聞かれたら、そりゃこう答えます。
めちゃめちゃ輝いてた
正直1話から輝いていたけれど、最終話の輝きは半端なかったです。
これからも、いろんなことがあると思う。嬉しいことばかりじゃなくて、辛くて、大変なことだっていっぱいあると思う。でも私、それを楽しみたい! 全部を楽しんで、みんなと進んでいきたい! それがきっと、輝くってことだと思う!
ラブライブサンシャインの一番のテーマに『輝きたい』がありました。そこにはきっちりと答えを出してくれたと思います。
その点については満足です。素直に良かった。
二期は?
二期がある前提として、そこでは何が語られるのでしょうか。
恐らく、『輝きを得た9人が何を成し遂げるか』がメインテーマになるのだと思います。
Aqours独自の道を進むと決めた千歌たちですが、具体的にどうするかはまだ明かされていません。
そして『成し遂げる』目標はもちろん、廃校阻止とラブライブ優勝でしょう。
目標が完全にμ’sと被ってますが、どのように独自性を見せてくれるのでしょうか
最後に
毎週感想を書いてきた。ラブライブサンシャイン。
こうやって自分の記事を読み直してると、見当違いのことばかり書いちゃったなあと正直思っています。
並行して色んな人のブログやTwitterを読んでましたが、自分の未熟さと考察力のなさを思い知らされるばかりです。
でも、未熟だとしても、やっぱり感想を書くのは楽しいです。
これからも自分が楽しい記事を書き続け、鈍い輝きを放っていきたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
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画像引用:©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
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