バットマンVSスーパーマン 感想【ネタバレほぼなし】

映画
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いよいよ始まった世紀の対決! 勝つのはバットマンか、スーパーマンか!?

そして、果たして映画は面白いのか?

確かめて来ました。


画像引用:『バットマンVSスーパーマン』 公式サイト

 

観た映画:『バットマンVSスーパーマン』 3D吹き替え版

事前知識:『マン・オブ・スティール』『ダークナイト3部作』(原作コミックは未読)

 

あらすじ

人類を守るために異星人からの地球侵略を防いだスーパーマン。だが皮肉にも、戦いの結果は平和をもたらすと同時に、都市に甚大な被害を及ぼし、多くの犠牲者を出してしまう。その強大なパワーを、ある者は“神の御業”と崇め、またある者は“悪魔の脅威”と感じる。バットマンとして悪と戦ってきたブルース・ウェインも世界を滅ぼす力を目の当たりにした1人。スーパーマン不要論の盛り上がりに呼応するかのように、強烈な憎しみを抱き“脅威”を取り除こうと立ち上がる。同じ頃、巨大企業レックス・コープを率いる若き実業家レックス・ルーサーは、異星人の遺物を集めていた。その動きを探る謎の女も登場。人類はまた混沌とした状況へと追い込まれようとしていた……。

http://natalie.mu/eiga/pp/batmanvssuperman

 

各キャラクターについて

スーパーマン

前作に続き、とにかく超強いスーパーマン。若ハゲも気にならないくらいカッコよかったです。とにかく正義を愛する良い奴という感じ。しかし、彼の行動は今回ことごとく裏目に出ていた気がしました。

普段は新聞記者として働いている彼ですが、あれだけ素顔を晒しているのに正体がバレないのが不思議でした。

 

バットマン

ダークナイトと比べてなんだかゴツくなったバットマン。戦闘スタイルも、強引なパワープレーが目立ちました。

演じる役者もクリスチャン・ベールからベン・アフレックに。ケツアゴがセクシーです。マスクを被って正体を隠すバットマンですが、頑なにケツアゴは露出していました。

 

レックス・ルーサー

バットマンとスーパーマンを戦わせようとする悪い奴。それ以外にも、とんでもないことを企んでいます。

声優は、アニメではおなじみの神谷浩史。なかなかキャラにあっていたと思います。神谷さんファン必見です。

 

ワンダーウーマン

彼女について観終わって思ったこと。
こいつ誰?

ワンダーウーマンは、本作ではほとんど説明がありませんでした。そのくせやたらセクシーな衣装で、ものすごく存在感があります。

彼女についての予習が必要だったと少し後悔しました。

 

内容について

ストーリは複雑。前作の予習は必須。

本作はいきなり前作『マン・オブ・スティール』の続きから始まります。これを観てないと確実に話に置いて行かれます。

スーパーマンについて何も知らない人が本作を観ると、
「え? 何この全身タイツの人(笑)」
なんてことになってしまうでしょう。

さらにバットマンについての事前知識も必要だと思います。バットマンについての説明は、序盤に軽くダイジェスト映像を流してそれで終わり。

バットマンについて全く知らない人が観ると、
「え? 何このマスクのおっさん(笑)」
なんてことになってしまうでしょう。

それに、ストーリーはスーパーマン、バットマン、レックスルーサーの三人の視点から同時進行で進みます。そこにスーパーマンの彼女や政治家、そしてワンダーウーマンの行動なんかも合わさって、もうてんやわんやです。

どの場面も集中して観る必要がありました。

 

前半は人によっては退屈。逆に後半はもの凄い。

他の人の感想を調べてみると、前半部分は退屈だった、との感想が多くみられました。たしかに、前半部分は盛り上がりに欠ける展開が続き、いまいちパッとしないです。

しかし、僕個人的には前半もまあ楽しむことが出来ました。苦悩するヒーローを観るのが結構好きだからです。

やはり前半部分は、ヒーロー映画に何を求めるかで評価が変わってくる部分だと思います。

 

ゆったりした前半とはガラリと変わって、終盤は怒涛の戦闘シーンの連続です。内容については次の記事で書きますが、映像に関して言うと割と満足できました。

バットマンとスーパーマン、それぞれに活躍するシーンが用意されています。

 

二時間半は長い。ただ、それでも消化不良

観ていて強く思ったこと、それは消化不良だということです。

この映画、扱っているテーマはすごく深いし僕好みです。それに、スーパーマンとバットマンの戦いにはワクワクしましたし、その後の展開にもおおっ! と思う場面がいくつもありました。

ただ、ただ説明不足です!
もっと映して欲しい場面があった!
設定に甘い部分があった!

二時間半という長さですが、それでも、詰め込み過ぎた要素を消化するには全然足りなかったと思います。本作の前に一度、単体でのバットマン作品を挟んでもよかったんじゃないかなあと思いました。

ただ、言い換えると、それだけ魅力的な要素がこの映画には詰まっているということにもなります。それだけに、ガッカリだったという意見が多いんだと思います。

僕も映像や部分的な展開には満足、他はガッカリという感じでした。

ただ、今後のシリーズのことを考えると、観ないわけにはいかないですよねえ。

 

これから観る人へのまとめ

いまさらですが……

〇一見さんお断り! カップルや家族で観るには向いていない!

〇事前知識必須! 絶対に『マン・オブ・スティール』を事前に観るべし。
(出来れば前シリーズのバットマンも)

〇賛否分かれるが、ヒーロー好きなら必見! 消化不良だが楽しめる要素はたくさんある!

 

以上です。次の記事では、ネタバレありで書いていきます。

 


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