甲鉄城のカバネリ 【2話感想】 とにかく超アツイ!

アニメ・漫画
画像引用:http://kabaneri.com/story/
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カバネリのせいで何だか寝不足です。

1話で上がりに上がったハードルを、今回も軽々と超えてくれました!


 

前回記事:甲鉄城のカバネリ 【1話感想】 期待以上!

 

あらすじ

なんとか助かった生駒は、顕金駅に唯一残された駿城――甲鉄城に向かう。
一方、カバネの中に取り残された菖蒲たちの前に、幼い少女・無名が現れた。
彼女はその超絶の戦闘力で、甲鉄城への脱出路を切り開いていく。

「鋼鉄城のカバネリ」公式サイト より

 

感想

OPかっけー!

もうこれだけで興奮します。
ここですでに5億点です。

 

無名の戦闘シーンすげー!!

アニメ開始数分で、あの激しい戦闘シーン。ここで一気に引き込まれました。主人公、生駒のアッツイ戦闘もいいですが、無名ちゃんの無駄のない洗練された動きもいいですね。

生駒と無名、二人の対照的な感じがいいバランスだと思います。

そして、戦闘シーンで流れていた音楽。『アルドノア・ゼロ』を彷彿とさせるような盛り上がる音楽でした。

……思ったんですがこのアニメ、とにかく戦闘シーンの比率がかなり高いですよね。他のアニメなら2話あたりで説明描写が増えて失速するのですが。カバネリはそんなことはありませんでした。

だからと言って、説明が不足しているという感じもありません。大量のカバネが襲ってくるという緊迫感がとにかく伝わってくるので、少ない説明でも感情移入して見入ってしまいました。

 

イコマぁぁぁーー!!!

1話の印象では、【正統派熱血主人公】といった感じでしたが、だんだんとダークヒーロー臭が強くなってきました。

「見捨てた奴に助けられた記憶を……ずっと抱えて生きていけ!」

記事:ダークヒーローの魅力を語る
↑の記事で書きましたが、僕はダークヒーローが大好きです。シリアス設定とダークヒーローだけでご飯三杯はいけます。

そして、今回の2話を『ダークヒーローもの』として観たときに、個人的に凄くよかったなあ、と思うポイントがありました。

それは生駒の親友、逞生(たくみ)の存在です。

右の人

↑右の人

今回は逞生の【凡人だけど良い奴な感じ】が、主人公の【狂気じみた正義感】を上手く引き立てていたなあと感じました。

主人公、生駒はかなりアツい男です。彼の行動には、一切の迷いがありません。まっすぐ過ぎて若干気持ち悪いくらいです。

一方で、逞生はいい奴そうですが、基本的には凡人な感じがします。

生駒のことを親友として信頼している様子でしたが、生駒の心臓がカバネ化しているのを発見したときは、一瞬の戸惑いを見せました。別に彼を非難するつもりではありません。むしろ普通の人なら当然の反応でしょう。

そんな平凡な逞生が、『主人公の一番の理解者』として、そして『我々視聴者の代弁者』として、影ながら役に立っているなあと感じました。

あそこにいるのはカバネなんかじゃない! 俺のともだちだ!

若干ヘタレな逞生ですが、肝心なときには生駒を助けようとしていたのも良かったです。生駒をダークヒーローとして応援するだけでなく、相棒の地味な活躍にも注目していきたいと思いました。(頼むから途中で死なないでね)

 

EDもかっけー! ……え、もう終わり?

のめり込み過ぎて体感時間がおかしい。
本当にあっという間でした。

 

設定について

まだまだ謎が多い『カバネリ』の設定について考えてみました。

 

無名のリボンはカバネ化を防ぐため?

2話で、半分カバネ状態にあることが明かされた無名。ということは、主人公と同じような方法を使ってカバネ化を防いだのでしょうか。

だとすると気になる点があります。無名の首に付けられたリボンです。これはもしかすると、カバネのウイルスが脳内に達するのを防いでいるのではないでしょうか?

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「あのリボン、どんだけきつく結んでんだよ!」
というツッコミがあるかもしれませんが気にせずに、無名の戦闘シーンを思い出してみてください。

確か戦闘前、首のリボンを外していたと思います。

首のリボンを外す……これはすなわち、一時的にカバネ化を進行させて強くなっていると考えるのが妥当なんじゃないでしょうか。無名のあの尋常でない強さは、自分の命を削ることで得られるものなのだと僕は思います。

そう考えると、無名が時間を計りながら短時間で戦闘を済ませたのも納得がいきますよね。

今後は生駒も首輪を外してパワーアップ、なんて展開も期待していいんじゃないでしょうか。自己犠牲をする痛々しい生駒が容易に想像出来てしまいます。

 

そもそもカバネって何?

そもそもカバネって何なんでしょうね。

・マッドサイエンティストが生んだ、人類を滅ぼすためのバイオ兵器
・宇宙から飛来したウイルス
・産業革命による公害のようなもの

・不老不死を目指した結果生まれた負の産物
・実は人類の進化の形
・監督も知らない

これだけ書いたら当たるかなあ。カバネの正体について言及はあるのでしょうか。

 


 

いやあ、今後も1話たりとも見逃せません。

はやくもカバネリ信者になりつつあります(笑)

来週も楽しみだ……。

 

画像:©カバネリ製作委員会

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